おまめくんが語るどんぐりと脳の変化(3)

2018.03.20 Tuesday

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    おまめくんは、時系列の記憶に問題がありました。

    例えば、今日の1日を振り返って何をしたのか、自力では思い出せないという感じです。

    小学校1年生のときにこんなこともありました。

    (過去ブログ 記憶の時系列

     

    日記を書くのに、ずいぶん前のエピソードを昨日の記憶として引っ張り出して書いていたこともありましたし、基本的にその日の1日を振り返って記憶を呼び起こすことができませんでした。

    これを思うと、どのくらい混沌とした不安の中で生きてきたのだろう・・と想像することができます。

    おまめくんの頭の中は、モヤモヤしていて正確な記憶を引っ張り出すことすらできませんでした。

     

    1年生の秋にどんぐりに取り組み始め、少しずつ問題を絵図にして考えていくことを積み重ねることで、言葉や記憶と現実とのリンクができるようになったような気がしています。

    どんぐり問題では、時間やお金の問題がとても苦手で、絵にもできず、泣いてしまう日々が続きました。

    そして少しずつ、絵図に描いて考えることを積み重ねて生き、ハム太郎とチュー助の問題なども絵に描いて考えることができるようになっていきました。

    それに伴って、少しずつ時系列の記憶もハッキリとしていき、日常生活の不安は減少していきました。

    (もちろん、いろいろあって2次障害を起こしてしまっていたおまめくんでしたので、プレイセラピーという心理療法も合わせて受けていて、日々の不安の減少はこの効果もあったと思いますが。)

     

    ちょっとここで、糸山先生のFacebookの投稿を引用させていただきます。

     

    どんぐり倶楽部は、複式学級や過疎地の人数の少ないクラス などでも非常に効果的です。
    また学習障害があると言われている子供達にも、非常に大きな効果を期待できます。それは、どんぐり方式を体験的に積み重ねることで、目に見える対象を意図的に自力で再構成し、自力で再具象化し、それぞれの関係性を保ちつつ、要求されている複雑な「答え」を自力で導く練習をしているからです。この「練習」は、練習そのものに価値があるので答えが出るとかでないとかには全く関係なく、高度な本当の何にでも通じる学力を自動的に育てる仕組みになっています。
    どんぐり式で学習すること、さらには、どんぐり式での学習がスムーズにできるように「日常生活を改善すること」に注意を向けてほしいものです。
    そうすることで、日常生活も含めて様々なものを客観的に見ることができるようになったり、自分の行動を自力で制御できるようになったりするのです。
    文字・言葉という曖昧な記号を、明確な絵図に置き換えることで、記号が意味しているものが明確になります。すると、同時に、頭の中が明確に整理されていきます。

     

    引用終わり

     

    最後の一文が、まさにおまめくんに当てはまっていたと思います。

    これまで混沌としていた世界が、頭の中で実体験とリンクされ、整理されていったのではないかと思っています。

     

    ここで、おまめくんの頭の中を混沌とさせていたものは何か。

    これはハッキリとはわからないのですが、学習障害の特性に加え、メディアの刺激で混乱してしまっていた可能性は高いと思っています。

    以前、単純なメディアの刺激を繰り返し聞いた(大型書店にて)時の例えが、「頭の中にボールが投げられてかき回された感じ」といっていることから、普段のテレビが日常的に頭の中をかき回していた可能性はおおいにありますね。

    普通レベル(1日1〜2時間)だと思っていたテレビが、本人の持つ特性と絡まって頭の中を混沌とさせていたのではないかと。

    そして、日常生活を変えたことと、どんぐり問題で絵図に描いて考えていくということを積み重ねていく過程で、頭の中が整理されていき、視界がクリアになっていったのではないかと考えています。

     

    やっぱりここではまとまらなかったので、もう少しだけ続きます。

    次の記事で終わります。

     

    おまめくんが語るどんぐりと脳の変化(2) 追記あり

    2018.03.19 Monday

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      2mx32に取り組んだ時の様子を、詳しく書きます。

       

      どんぐりに取り組み始めて1年3ヶ月。

      アルスくんの添削教室に申し込んだところ、詳しく状況を知りたいのでどんぐりを取り組んでいる時の動画を送ってください、とのメールをいただきました。

      で、初めて動画を撮影した時の取り組み。

       

      問題を選ぶところから撮影したのですが、初めての問題を選びました。

       

      2mx32

      クジラのマッコウ君の御飯はプランクトンです。
      赤いプランクトンと青いプランクトンは合計で1200匹います。
      赤いプランクトンは青いプランクトンの5倍だとすると、赤いプランクトンと青いプランクトンは、それぞれ何匹いるでしょう

       

      決して簡単な問題ではないと思います。この時、掛け算は習っていたと思いますが、九九は覚えられない状態だったのと、もちろん割り算などできない状態でした。

      1文ずつ読み聞かせで、絵を描いていっていました。

      最初の1文で、左ページにマッコウくんと友達のイカくんがご飯を食べている絵を描く。

      2文目で、右ページにテンコ盛りのプランクトンを描き、1200ぴき、とメモする。

      最後の文で、そのまま自分の描いた絵の中に200という数字を迷いなく書き、筆算も何もなく答えを書きました。

       

      このやり取りも、私が「わからない」と感じたのは、どこから200という数字が出てきたのか。

      200が5倍で1000だから、という説明をしていたけど、1000を5つに分けることをどこでしていたのか、もしくは1200を6つに分けてしまったのか、どの段階で200という数字が出てきたのかがわからなかった、ということです。

      そして、当時のおまめくんの状況を考えてみても、メモなども残さず迷いなく数字を書き込み、答えを書き込んでいたところが不思議でなりませんでした。

       

      なぜこの時にいつもと違う状態になったのか・・・やはり、「動画を撮影する」という少し特別な環境だったので、いつもよりも特に集中をしたのかもしれません。

      そしてこれは、4mx44などの時の状態とは違い、ピアノの時の状態のように、もう1人の自分が「開いた」状態での取り組みだったのかも?しません。(ピアノも本番の舞台でその状態になることが多いことから、撮影というこれまでにない特別な環境でその状態が引き起こされたと考えられる気がします。その後度々撮影をするようになってからは、この状態はありません。)

       

      それにしても、これまで1年以上取り組んでいて、こんな描き方や答え方をしたことが1度もなかったため私はとても驚き、動画は1本でよかったのですが、もう1つ撮影して2本送った、という経緯でした。

       

      動画を見ていただいた後の糸山先生からのコメントは、

       

      大変珍しい良性の学習障害。

      無意識で処理してしまう癖があるので、12歳までは無意識を意識化するようにすること。

      無意識で処理する癖は今は欠点と考えるように。(彼の場合成長すれば確実に無意識で処理できるようになるが、とも書いてあったので、「今は無意識だけの処理はNG」という意味だと私は解釈。しかし具体的にはよく分からないままでしたが。)

       

      というような内容でした。

       

      そのメールで、糸山先生から「どんぐりを始めてからどのような変化がありましたか?」というご質問があったので、おまめくんに質問をして見ました。

      するとおまめくんは、

      「脳のはれあがりが起きた感じ」

      と答えたので、私はびっくりして「なになに???脳が膨らんじゃったの〜〜〜??そりゃ大変!!」と言ったのですが、

      おまめくんは、

      「そっち(腫れ上がり)じゃないよ!晴れ上がり。あの、ビックバンの後の宇宙の晴れ上がりの。あの感じがぴったりくる」

      と答えていました。(宇宙の晴れ上がりとはなんぞや?とグーグル検索した私)

      ※小学2年生の子が晴れ上がりとかいう言葉を使うのは不自然かもしれないのですが、この時おまめくんは絶賛宇宙ブーム到来中でしたので・・・。

       

      ウィキペディアより

      宇宙の晴れ上がり(うちゅうのはれあがり、: Transparent to radiation)は、ビッグバン理論において宇宙の始まり以来、初めて光子が長距離を進めるようになった時期を指す。これはビッグバンから約38万年後であるとされ[1]、それ以前を「宇宙の暗黒時代」などと対比で呼ぶことがある

       

      ということで、「(晴れ上がり・・・)頭の中の視界がクリアになったって返事してもいい?」と聞いたら、おまめくんは「うん、まあいいよ」と言っていたので、そのように返信しました。(そんな返信でいいんかな、と内心思いながら・・)

      すると糸山先生からは、

      「そうでしょうね。それも尋常ではないくらいクリアになっているはずです」

      との返信がありましたので、おまめくんの感覚は糸山先生に伝わったようでした。そしておまめくんが「晴れ上がり」という言葉をあえて使った意味は、この「尋常じゃなく」という部分を表現したかったのかもしれません。(え〜???我が家の会話を糸山先生は聞いていたのか??というくらいぴったりな返信がきて、かなり驚いたのでした)

       

      私からはその後質問などをしていないので、やり取りとしてはこれ以上のものはありません。

       

      12歳までは無意識を意識化するようにすること

       

      この意味が分からないままだったのですが、(あと無意識で処理をする癖という意味も)、分からないなりに考え、おそらくどんぐりを続けることがここに繋がるのだろうという認識のもとこれまでどんぐりに取り組んできました。(具体的には、日常生活の中で立ち止まって全体を見ることを心がけるように、というアドバイスなどはありました。)

       

      その後、おまめくんがどんぐり後の脳の状態をもう少し語ることがありました。2年生も終わるころです。

      おまめ「あのねー、たぶん、12才くらいで脳のビッグバンがおこるよ。」

      私「なにそれ?どうなっちゃうの?なんでも分かるようになっちゃうの???」

      おまめ「なんでも分かるようになるわけじゃないと思うけど。なんか、じぶんをコントロールできるというか」

      私「え??おまめくん、今自分で自分がコントロールできないの???大丈夫???」

      おまめ「いや、できるけど。そうじゃない感じでね。うまく言えないけど。」

       

      ということでした。おまめくんが言うには、

      「どんぐりを始めてから脳の中でインフレーションが起こってきたのが分かったから。インフレーションの後にはビックバンが起こるよね。それが12才。なにかが変わるの、きっと。」

      だそうです。

      (こういう言葉も絶賛宇宙ブームだったためなのでご了承ください。あくまで当時のおまめくんの言葉で表現できる精一杯の例え話です。)

       

      インフレーションかあ。なにが増えてるんだろうか。ニューロン??

      それにしてもビックバン??コントロール??

      (何度も言いますが、これらはあくまでおまめくんの例え話です。この言葉に対しての糸山先生のコメントはありません)

       

      本人には、思考の臨界期の話や、糸山先生からの「12才までは無意識を意識的にする」とうアドバイスも伝えてはいないのですから、12才という年齢を言ってきたことにかなり驚きを隠せませんでした。

      脳の状態がクリアになる(尋常ではないくらい)ということは、こういう自分の脳の状態が明確に感知できるようになった、ということでもあるのでしょうか。

       

      最後に、どんぐり前のおまめくんがどのような状態だったのか、おまめくんの話と、当時のブログでの記録や私の記憶とともに振り返りつつ、この変化がおまめくんの日常にどのような影響を与えたのか、次の記事で書いてまとめられたらと思います。(うまくまとまるだろうか・・・)

       

      ーーー

      ここでちょっと追記。

      この一連の記事、うまくまとめられるか不安になってきました。

      不適切な記事なら削除しようと思うので、もしレオンくんが定期的に巡回していて、内容が何か間違っていたり私が変な解釈をしているようならコメントお願いします・・・。

      読んでいて何かよく分からない・・という方がいらっしゃった場合もぜひコメントください。。。

      続きを書くか記事を消すか迷っております。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      おまめくんが語るどんぐりと脳の変化(1)

      2018.03.19 Monday

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        「どんぐりとともに子育て」のloveさんの記事の中で、とても興味深い流れがありました。

        コメントにも色々入れさせていただいたのですが、これまでのおまめくんの不思議発言にももしかしたら重要な意味があるのかも?と思い、これから書くことはかなり不思議発言連発で書こうかどうか迷っていたのですが(そもそもおまめくんはどんぐり関係なく不思議発言が多いのです・・・)、どんぐり取り組みの記録としてやはりこれまでの発言の色々を書き留めてみようかな、と思います。

        また、私のがこれから書く内容は、4年前に糸山先生に見ていただいた動画のコメント以外、糸山先生からの直接のコメントはその後全くありませんので、私の推察がメインの記事です。(何かの参考にというよりは、個人的なの備忘録的な記録と捉えていただければいいかも)

        さらにリンク多めの記事なので、興味のある方だけ付き合いいただければと思います・・・

         

        まずはloveさんの記事「謎?の解説1(糸山先生との話)」「謎?の解説2(Hybrid_Brain)」「謎?の解説3(後日談&まとめ)」をお読みいただくと流れがわかりやすいかと思います。

         

        loveさんのブログの中でのミッコロちゃんの発言と似た発言を、4mx444mx45の問題を解いた時にしていたのがきっかけで、この時の状態についておまめくんと話をしてみました。

        すると、「もう1人の自分が教えてくれた感じかな」との答えが。

        私が「聞くと教えてくれるの?」と聞いて見ると、「あー、あの時はボールで例えると、急に投げられてそれを受け止めた感じかな。」と答えていました。

         

        おまめくん曰く、そういうことはこれまでも何度かあったけど、自分から聞きに行くことはしたことがなかったということでした。

        特に、難しい問題ですぐに解法が見つからない時、絵をジーっと見ているとそのボールが突然投げられることがあったということ。

        6mx04の取り組みは、こういう会話をした次の日に取り組んだもので、「もう1人の自分に聞いて見たら答えてくれた」ということでしたので、コントロールしてみたらできた、という状態だったのかもしれません。

         

        過去のおまめくんの不思議発言で、どんぐり後に「頭の中の宝箱の鍵が開いた(そして次の宝箱も見えた)」というものもありました。(3mx78 お宝帳より コメント欄参照)

        この時のことも今でもよく覚えていて、先日「あの時の意味をもう少し詳しく教えてくれる?」と聞いて見たのですが、

        「あのね、宝箱っていうのはもう1人の自分と繋がるドアの鍵が開いたっていう感じだと思うよ。」

        とのことだったので、あの問題が小脳思考からの伝達をキャッチした最初だったのかな、と考えていたのですが、意識でキャッチしたのはこれが初めてかもしれないけど、小脳思考を使った最初はもしかして2mx32のときではないかと考えています。

        この問題に取り組んだときは、アルスくんの添削教室で提出する動画を撮影したものなので、糸山先生に送っています。

        で、あまりにもこのときの取り組みの様子が不思議だったので、この動画だけを送るのが不安に思えて、数日後にもう一つ動画を撮影したのでよく覚えています。(カード製造機の問題だったのかな)

        2本の動画を送った時の糸山先生とのメールのやり取りや、その後のおまめくんの脳の変化の解説などは次の記事で書きますね。

         

        さて、どんぐりとは関係ないですが、おまめくんはピアノを弾いていて不思議な状態になることがありました。

        (過去ブログ ピアノを弾いて映像が見える

        で、「今回のどんぐりの時の感覚は、ピアノのあの感じと一緒のものなの?」と聞いて見たところ、

        「あーピアノのはね、もう1人の自分がパ〜っと開く感じ。今の自分はいなくなっちゃうの。どんぐりの場合は、もう1人の自分がピ〜っと一瞬来る感じ。だからちょっと違う」

        のだそうです。もう1人の自分がぱ〜っと開く???無意識が全開の状態ということでしょうか???

         

        あともう一つ、このブログでも書いていますが、以前メディアの影響で自分がコントロールできない状態になった時がありました。

        (このブログの記事 メディアの影響

        この時の状態との違いも聞いて見たのですが、おまめくん曰く、

        「ボールに例えると、あれは外から入ってきたボールが頭の中をかき回す感じ。自分では止められないから怖かった。どんぐりの「もう1人の自分」は、ちゃんと自分だから。だから自分から投げられたボールを受け取るのと、外から来たボールにかき回されるのは全然違う。」

        と答えていました。

        まあ、そうだよね。同じわけないよね。

        でも、ちゃんと自分の脳の中の状態を感知できているんだなあ。

         

        こういう会話がこれまでもあったことから、もともと脳の状態がコントロール不能になりやすいタイプの子どもなのだと思います。

        で、このコントロールできない状態と、どんぐりの「もう1人の自分に教えてもらう」状態は真逆のものなのではないかと考えています。

        (もう1人の自分が教えてくれた解法を意識の自分が説明できないとしても、それはコントロール不能の状態ではない、と思うのです。)

         

        続きます。

         

         

         

         

         

         

        5年生学習の状況

        2018.02.23 Friday

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          一応定期的にこの内容で更新しています。

          4年生の学習の状況の記事はこちら

           

          支援級で個別に学習をしているので、学校には行っていても授業を受けずに休憩したりとペースはゆっくり。

          先日やっと割合の単元に入ったようです。

           

          割合の単元に入ったら伝えようと思っていたこと。

          「学校のやり方で考えなくていいよ、公式は忘れていいよ〜」

          これを伝えてみたのですが・・

           

          「公式なんて習ってないよ。あと、学校のやり方難しくない。よく分かる」

          といった意外な答えが?!

           

           

          これが教科書の説明。私には分かりにくい気がしたけど、おまめくんはそうではないようでした。

          公式についてピンときていなかったのは、割合については公式とは教えていないからですね。

          図形の求め方は、「公式」として教えられますが、これは「求め方」と書いています。

          あくまでも求め方であって、公式とは教えていないのだから、ピンとこなかったのでしょうね。

           

           

          相変わらずノートは取らず、ドリルは使わない、教科書に書き込む形で進めていく授業。

          (ノートの代わりに時々小さなホワイトボードを使うことはあるみたいです。)

           

          まだ序盤ですが、まあ割合の概念はしっかり定着しているわけですから、教科書の言わんとしていることを理解できるのかもしれません。

          あとは、やっぱり全く宿題をしていないのと、学校の中でもドリルを全くしていないので(授業以外に設けられているスキルタイムもドリルではなく読書をさせてもらっている)、概念の崩壊や混乱が起こっていないからなのかなあと思います。

          これを大量にしていくと、学校のやり方に混乱してきたりどんぐりの取り組みに悪影響も出てくるかもしれません。

           

          どんぐり倶楽部は宿題をしないことを提唱しているわけではないことは知っていますが、我が家はあえての「宿題ゼロ」。しかも学校でのドリルや漢字書き取りもゼロ。繰り返しノートに書いて問題を解くこともせず、ゆっくり教科書だけを学んでいます。

          逆にだからこそ、混乱せず理解できているのだろうと感じています。

          我が家では少数の単元に入ったときも、どんぐりに悪影響はでなかったので。

           

          九九に関しても、どんぐりでは習熟させないことを推奨していますが、覚えないように、とは言っていないのも知っています。

          でもね、覚えられなかったんですよ。

          どんな子でも九九を覚えるだけならできるということは本当になくて、どうやっても九九を覚えられない子、というのはレアケースで少ないでしょうけど、存在します。(漢字もね)

           

          なので漢字テストをさせたらきっと0点です。あと、計算ばかりの小テストなんてのを受けたら、集中できずケアレスミス連発でこちらも低い点数を取ってくることでしょう。

          あくまで漢字や計算テストを免除してもらってるだけですので。じゃあつまずいているじゃないかと思う方もいるかもしれません。読み書き計算を中心に考えると、結局は大きくつまずいているとも見えるので、この部分が学習の大事な部分をどう捉えるかになってしまうのかな。

           

          ここで余談ですが、先日こんな中学受験の算数問題に取り組んでみました。

          (中受問題としては難しくないタイプの問題だとは思いますが。)

           

          A+B=16  B+C=18 A+C=24 のとき、それぞれABCの数を求めなさい、という問題は、問題を見ただけですぐに答えを言いました。(A→11 B→5 C→13)

          どうやって考えたのかを聞いたら、どんぐりと一緒ということで。共通のBに目をつけたらAとCの差が2だとわかったから、だそうです。

          教えなくても、どんぐりのような問題形式ではないものでも、こんな感じに考えるようになっているみたいです。

          そして今は6MXを中心にどんぐりに取り組んでいますが、楽しく問題なく取り組んでおります。

           

          私としては、学習にはどこにもつまずいていない、というのが5年生後半の実感です。

           

           

          どんぐり振り返り

          2017.11.30 Thursday

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            どんぐり問題に取り組み始めたのが1年生の秋。今5年生なので、丸4年を超えました。

            少し振り返ってみたいと思います。

             

            どんぐり倶楽部を知るきっかけはやっぱりインターネットの方が多いのでしょうか。

            テレビのCMで宣伝しているわけでもないし、広告が出ているわけでもないので、どんぐりを知る人というのは、何かしら情報を探し求めていた方が多いのかなあと思っています。

            ここ最近ではFacebookでタイムラインに上がってきて、どんぐりを知る、という方も多いかもしれませんね^^

             

            我が家は算数の計算問題で腹痛を起こしたり、フリーズして簡単な問題ができなくなってしまうという息子の状態をなんとかしたくて情報を探す中でどんぐりを知りました。

             

            文章問題を絵に解いて考える。

            分からない問題を教えないで分からん帳に入れる。

            この2つが大事なポイントだなあ、と取り組みながら感じてきました。

             

            あとは、どんぐりのことを調べていくと出てくる「環境設定」については、いろいろ受け取り方も違ってくるのだろうと思います。

            我が家では、「メディアに気をつける(テレビを減らず、ゲームはしない)」「ドリルなどの単純反復作業をしない」「外遊びをなるべくする」というざっくり3つのことは意識してきたかな、と思います。

             

            この4年の中で、いろいろと私の感情も揺れ動いてきていたような気がします。

            この「環境設定」を、できるだけ完璧にしたいという思いが強かった時期は、実際にありました。

            例えばテレビを週に2時間、とした場合に、おばあちゃんの家でテレビがついているだけで気になってしまったり。

            さすがに外遊びを毎日○時間以上!!なんて考えたことはなかったですが・・。

            この、「意識しすぎた時期」は、良いことはあまりなく、完璧などんぐり的環境設定を整えた生活ができたらどんなにいいだろう・・などと、目の前にある日々の暮らしではなく、ありもしない理想(のように見えていた)生活を思いながら過ごしていたように思います。

             

            この「環境設定」については、具体的になればなるほどどんぐりの取り組みが苦しくなるという逆の効果も実際にはあるのかもしれないな・・と振り返って感じています。

             

            ただ、実際意識してみてよかったことも多かったのも本当。

            外遊びはとにかく楽しいし、「ドリルなどの宿題をしないという選択をしてもいいんだ!」と思ってからは割り切って学校の課題と付き合うことができているし、テレビは減らした方がうちの子は不安感が減ってよかったので、今の日常リズムはすっかり我が家のスタンダードとなっています。

            時間や詳細な条件を意識していたら苦しいけど、大きく取り入れて自分の家族なりにストレスのない楽しい日々を送る。これが我が家の環境設定ということで落ち着いたかなー。

             

            賢く育てるために、学力を上げるために、○○な子どもにするために、「どんぐり的環境設定」をするとなってしまっては、塾や習い事づけだったり詰め込み教育することと、方法は違えど子どもの管理に変わりはないのかもしれないな、と考えるきっかけがありました。

            そこに思い描く子ども像がある限り、それに向けて何をするにしても、それは子どもの管理に変わりないのですよね。

            例えばですが、完璧に環境設定をして(そして中学になったからスパルタでいくぞ!!と言って急に詰め込みに変わったりして・・・)それでこんなに賢く育ちました!!(模試で高成績、偏差値の高い学校に合格した、ことを結果が出たと思ったり)みたいなことを想像すると、それは怖いなあと思っちゃいます。

             

            そして、どこか向かうところを設定して環境設定をしていくと、完璧にすればするほど理想のどんぐりっ子に近づくと思ってしまうので、追い詰められる保護者のかたも出てくるかもしれないなあと考えていました。

            実際自分も、少し前までその状態にあったのだと思います。(そして完璧な環境設定など整えられないのでそのことを悲観していた)

             

            今、私が思う環境設定の意味は「子どもの情緒の安定」なのだと思うのです。

            情緒が安定していれば、子どもが本来持っている好奇心や意欲や日々の楽しみを子ども自身が感じることができる。

            メディアや反復学習で言えば、子どもの感覚を鈍らせて情緒を不安定にさせるというマイナス要素は多大にありますね!!

            外遊びをしていると、大人も平日の仕事の疲れが取れる実感がありますから、子どもはなおさらでしょう。

            五感を使って体験してこの世界を知っていく、子どもにとっての外遊びはそういう大きな意味を持っていると感じています。

             

            そういう意味で、どんぐり倶楽部では「環境設定」というものがある。それについて、改めて自分の目で子どもを見て考えて判断して、どういう日々を送るのが自分たちの家族にとって一番良いのか、試行錯誤していくことが環境設定であるのでしょう。

             

            もちろん今はおばあちゃんの家でテレビがついてても気にならないし、外で遊べない日が続いても(あーストレス解消したいなーと自分が思うことはあっても)、環境設定が整わないと焦ることはなくなりました。

             

            で、学習面について。

            どんぐり問題に取り組んで一番よかったと思うことは、「勉強が楽しい。好き!」とおまめくんが思っていることです。

            勉強=作業

            という図式になっていないのが幸いして、家庭学習もどんぐりだけなので、本来の新しいことを知る楽しみが「勉強」だと感じていることが何よりだと感じます。

             

            学校の学習はどうなのかというと、支援級で成績がつかないので相対評価が不明ではありますが、学校で受けている授業で分からない部分は無いようなのと、テストも点数が取れているところからすると、宿題などの反復をせず家庭学習にどんぐりだけで、学校の勉強に困ることはないのだな、というのが我が家の印象です。

            九九を使わなくでも5年生の算数、全く困ってないです。

            あ、でも漢字は書けませんが(笑)

             

            なんとなく考えがまとまった気がして書いてみたものの、結局まとまらない文章になってしまいました。

            これも今の心境ということでこのまま更新しますー。

             

            いろいろ書きましたが、どんぐり、取り入れて本当に良かったです。

            これは断言できます^^/

            6年生でどんぐりは卒業ですから、残りの1年を大事に過ごしていきたいと思っています。