我が家は1年生の秋にどんぐりに出会い、半年は環境設定をそこまで意識せず取り組みました。

足踏み状態が続き、2年生の春から環境設定にも意識を向けて取り組みを再開し、今に至ります。

どんぐりに取り組んでからは3年。ちゃんと取り組んでからは2年半ということになります。

 

ただ、実生活で周りにどんぐりをしている人を知らないし、うまく勧めることができません・・・。

 

お母さんたちの話題は、

「高学年になると難しくなるから今のうちに計算や漢字を頑張らせないと」

「高学年になると塾に行っている子といない子の差が顕著になる」

という感じの話題でもちきりです。

テレビを観る事も、ゲームをすることも当たり前で、子どもの勉強のモチベーションがゲームだ、という話題で盛り上がるような雰囲気でしょうか。

 

どんぐりの良さは知ってもらいたいけれど、なかなか難しい。

 

お母さんたちの学習塾の話題で、小学校低学年の「国語的算数教室」というのもが話題にのぼっていました。

問題はとても難しいけれど、授業がおもしろいということで。

9歳までにイメージ力を、というのは一見どんぐりに近いかもしれないけれど、アニメーションで先に見せてしまうようなので、どんぐり的には「もったいなさすぎてあり得ない」状態です。

 

私自身、どんぐりを見つけた時は、

「学習教材」

としての認識でした。絵で解く算数、これは良い!!と思って始めた訳です。

どんぐり理論は取り組みと平行して読み進めてはいましたが、腑に落ちるまでにはやはり時間がかかりました。

一番大事な「ヒントを言わない」ところ。ここが難しい。

教えてしまえば楽だし、目の前で正答を書く子どもを見て安心できるわけです。自分は大人なので、子どものやり方よりも効率よくできる方法が分かる。なので、まわりくどい方法や検討違いのやり方を試している子どもを目の前にすると、不安になるし焦りも出てくるわけです。教えたい衝動にかられます。

最初はずいぶん誘導してしまっていました。思えば年長さん問題を・・・なんて、なんてもったいないこと。

どんぐり問題を、ただの学習教材としてとらえた時、親も忍耐力を試されることになるなんて思わないだろうから、どんぐりの取り組みが難しくなることもあるのかなと思います。

 

アニメーションでも印刷された絵図などでも、ここ最近は「イメージが大事」と言っていろいろな教材も増えてきています。

「ほら、こういうふうに図にして、イメージで解くと解けるでしょ?」

と教えてしまえば、大人は楽だし、子どもも難しい問題が解けて嬉しいし、それなりに成果というものが見えるわけなのでやっぱりそっちを選ぶ人が多いのだろうなあ、と思います。

 

どんぐりが他と大きく違うところは、「ノーヒント」で「オリジナルの思考回路」を作るということを言っていること。

こうなると、誰でもまず取り組みの最初からすらすら解けるということはないと思います。

遠回りの考え方、計算せずに数える、手も足も出ない、ケアレスミス、何時間もかけて解く、勘違いをしたまま先にすすめてしまう、どんぐりを始めるといろいろなことが起こるので、そこで試されるのが親の忍耐なんだろうなあと思います。(何度も何度も私は余計なことを言ってしまって、自分の忍耐のなさを反省した日々が続きました)

 

ノーヒントで教えないという点だけでいうと、宮本算数教室も同じですが、どんぐりは、「感情も育てる(守る)ことができる」ことが決定的な違いかと思います。(というか、教材で子どもの「感情」を言及しているのはどんぐりだけですよね)

 

我が家はどんぐりを取り入れて何が変わったかというと、一番は子どもの情緒が安定したということです。

算数の文章問題なのに、情緒、です。

私のつたない文章ではこの思いをうまく伝えることができないのですが、何よりもどんぐりをしてよかったと思える部分がここなのです。

 

この夏休み、子どもとめいっぱい外遊びを楽しみました。

この2年間テレビを平日に見なくなったので、家族で遊んだり本を読み聞かせたり、ただおしゃべりしたり、とにかく日々笑いが絶えません。

学校の宿題をしていないので、子どもにストレスがありません。時間の余裕もある。

どんぐり問題をしているので、頭の中がクリアになって生活の不安が消えたようです。(もちろん学校の勉強に困ることはありません)

 

どんぐりをたくさんの人に知ってもらいたいけれど、実生活ではなかなかハードルが高いのも事実。

私はどんぐり問題の取り組みの様子や、時々感じたことをこうしてブログに綴りながら、「どんぐり」を伝えることを頑張っていこうかなと思っています。

私が悩んでいたときに、どなたかのブログでどんぐりを知ったのがきっかけだったので、こんなブログでも誰かのきっかけになることがあれば嬉しいなと。

子どもがすっかり成長したら、周りの人にもしっかり伝えていけるかな〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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